livedoorニュースで知った……m-floにLISA復帰!胸熱とはこのこと。ちょっと涙出る。
カラオケBOXに住んでた勢いの学生時代。十八番といえばcome again、ラップも厭わず歌いまくってたなあ。踊ってたなあ。
今聴いても全く古臭く感じないけど、それは自分も一緒に年取ってるからなのか?最近の高校生とかには響かないのかしら。一周回ってイケるのかしら。これ今度親戚の子に聞いてみよう。
なにはともあれ、私にとっての青春ソング。そういうのいっぱいあるけど、結構上位。
come againを聴くと、高校2年の文化祭を思い出す。
当時好きだった男友達が、文化祭でm-floのHow You Like Me Now?を歌ってた。(come againじゃないしw)
彼は、同世代であればわかる例えで言うと、花男の西門さんっぽい雰囲気のモテ男。友達としては楽しいけど、好きになるのはしんどいタイプの人だった。
ああ、そうだ、そして御曹司的な人だったな。どっかの社長の息子で、スマートでソツがない、まさに西門さん。
素人のm-floなんて下手したら超絶ダサくなるラップも軽くこなしちゃって、ステージ大盛況でなんか笑ったっけ。
LISA役はモデルやってる超美少女で、それはそれは絵になってた。もう一人が誰だったかは忘れたけど。
好きな男の子がすこぶるかっこよくて、いろんな人にキャーキャー言われながら美少女と盛り上がってるってのに、ヤキモチとかそういう感情が無かったことも覚えてる。
あれは何でだったのかな。
小・中学校からエスカレーター式のその高校で、彼は、学年の中でもかなり目立つグループにいて、なぜか私も同じグループにいた。
高校からの入学組の私は、たまたま仲良くなった子がそのグループのメンバーで、いつの間にか一緒に行動するようになってたという記憶。
みんなフランクで面白く、何もかもの感度が高いあのメンバー。毎日遊んでいたけれど、最後まで、少し居心地の悪かったあのグループ。
今になって思うことは。
彼を好きだったのはきっと本当だけど、いつも少し俯瞰で見ているような恋だった。それよりも強く、私は、恋をする事でグループ内の他の友達と繋がっていたかったんだと思う。彼には好きな人がいて、「うまくいかない恋をしている私」は、恋バナがメインのあの頃、すごく強いコンテンツだったからな。
だから、彼が誰を好きでも、他の誰かに好かれていても、あまり感情を揺さぶられず見ていられたんだろうな。同じ舞台にすら立っていなかった。今思うとちょっと残念すぎる。
恋バナひとつで繋がっているなんて大げさに聞こえるかもしれないけど、あの時の私達の会話は、9割が恋バナだったから。そんな中で、どこに居場所を探すか。高校入学を機に上京してきた私は、周りから浮かないように、いつも自分の居場所を探して、しれっとどこかしらに収まっていた。その時、たまたま収まっていたのがあのグループだったってだけ。いろんな話をして、一緒に泣いて笑って、とても強く繋がっている仲間のような、なにか。そこからも、風が吹くと簡単に飛んでってしまうから、涼しい顔をしながら必死にしがみついていた。そんな高校生活だったなあ。
彼は、そのあとすぐに留学して、淡い想いはいつの間にか消えた。
初めての恋。のようなもの。せめて同じ舞台に上がっていたら、ちゃんと傷ついたりしたんじゃないかって、たまに思う。
あの頃の思い出は、友達関係含めて、ずっとどこか消化不良なんだよな。
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