こんにちは、さくらん坊(@ok_sabou)です。
ネットでちょっと話題になっていた、こんな質問。
おお、すごく気になる!
我が家の長男が3歳になる頃、同じような悩みで本当に参っていました。
まだまだ子育て真っ最中ではありますが、、、
常に返事をしなくても大丈夫!
適度に・適当に、会話をこなす。くらいの姿勢でいいのではないかと、最近ようやく思えるようになりました。
そこに至った経緯について、我が家の子育て奮闘記をご紹介します。
Contents
初めての、育児のはじまり
我が家には、8歳と2歳の兄弟がおります。
長男を出産した頃の私は、初めての育児に意気込みすぎて、何をするにも育児書片手にネットで検索。
身長、体重、首すわりに始まり、寝返り、ハイハイ、その成長の一つ一つを育児書と照らし合わせては一喜一憂。
そんな毎日でした。
母乳育児に必死になり、なかなか体重が増えずに落ち込んだことも。
それが関係してかしないでか、首すわりがだいぶ遅く、健診にも引っかかるほど。
1歳までの発育が何かと平均より遅く、心配ばかりしていました。
言葉を話し始めた長男
そんな長男が、言葉らしきものを話し始めたのが1歳過ぎ。
お手本通りの平均的な時期で、すごく安心したのを覚えています。
「ママ」だとか「まんま」だとか。
お決まりの言葉でしたが、やっぱり嬉しくてたまらなかった私です。
それからの毎日は、より一層張り切って長男に話しかける日々。
産後すぐにワンオペ開始だったこともあり、独り言のように何かと話しかけていた私にとって、言葉で反応が返ってくるというのは格別の喜びがありました。
「朝だね、おはよう」
「今日は寒いね」
「オムツ変えよう」
「お昼寝しようか」
「何か悲しい?」
「かわいいね」
「絵本読もうか」
「お散歩いくよ」
「晴れてるね」
「かわいいね、かわいいね、かわいいね」
息を吐くように話しかける。もう、ずっとこの調子です。
かわいい話し相手の登場に、とにかくメロメロでした。
話すときは、『目を見て・耳を傾けて』
子育ての手本は育児書。
赤ちゃんと接する時は、「目を見て、何でもないことの声掛けも楽しみましょう」と言ったことが書かれていました。
出来る限りその通りに、食い入るように見つめて、話しかける毎日だったと思います。
少しでも逸れたことをしてしまうと、何かよくない影響があるのではと勝手に不安に。
我が子は今日も元気なのか、発育に問題はないのか。
一日のほとんどを一対一で過ごしていた私は、長男の成長の全ての責任を負っているような、そんな恐怖にも似た感覚が常にありました。
不安だから、育児書通りにしていれば、問題なく育っていく。
噛み合わない会話
たどたどしく話す姿は愛らしく、一日中会話を楽しんでいた日々も瞬く間に通り過ぎ。
そうこうしているうちに、気づけば、おしゃべり大好きな2歳児に。
イヤイヤ期は緩やかだった長男ですが、癇癪や泣き喚く代わりに、ずっと喋りかけてくる状態だったのを覚えています。
もう、冗談じゃなく、ずっと喋ってる……。
その当時は割と真面目に、「こんなに喋り続けるものなのだろうか」と心配になったものです。
なんでもないことまで気にして、自分で心配事を作り出していましたね。
イヤイヤ期の子供との会話|楽しむ、とは、ほど遠い毎日
たとえ我が子とはいえ、ずっと同じテンションで接するのは難しいですよね。
日に日に強くなる主張と、「ママー」「ママー」「ママー?」「ママー!」「マ・マーーーっ!!!」といった具合に、言葉が増えるほど圧も強くなってきました。
そして、何をするにも「なぁに?」「これなぁに?」「それなぁに??」「あれは?」「それは?」「これは?」の質問責め。
質問に答えると、次は答えたことへの質問が返ってくる。このループです。
こちらの返答お構いなしに繰り広げられるお喋りに、いつしか私は疲れ果てていました。
イヤイヤ期の子供との会話|拒絶してしまったお喋り
長男がもうすぐ3歳になる頃のことです。
いつものように繰り広げられるお喋りに、朝から頭の痛かった私はぐったり。
一生懸命に相手をしようと向き合うほど、成り立たない会話にイライラ。
気づいたら、私は耳を塞いで「ちょっとでいいから黙ってて!!!」と、長男を押しやって布団にくるまって泣いていました。
私が言うのもなんですが、大切に、壊れ物のように育てられていた長男にとって、こうした拒絶は初めてのこと。
何があったのか分からず、私のくるまった布団を軽く引っ張り、「ママ」、「ママ」と、か細く呼ぶ声。
でも私は、それにも返事ができず、ただ無視を続けるだけ。
そのうち、「ママ?」「ねぇ、ママ!!」と大声で泣き叫び始める長男。
その声を聞いても、しばらく動けませんでした。
イヤイヤ期の親子。そして、気づいたこと
この一件で、見ないふりをしていた自分のストレスを自覚した私は、少しずつ子供との向き合い方を見直すように。
ガチガチに固まっていた「お手本通りにやらなくちゃ」という、自分で勝手に決めていたルールをゆるめていく事にしました。
子供との会話も、適度に、適当に
それまで当然のこととしてやっていた、育児書との答え合わせをやめるのは勇気のいることでした。
ただ、
子供のためにと頑張っていたことは、自分自身の安心のためだった。それなら、少しゆるめても、子供にとって悪いことは何にもない。
そう気づいたことで、子供とのお喋りが自然なものになって行った気がします。
大人同士もそうだけど、無理に続ける会話なんて、楽しくないもんね。
気持ちや時間に余裕のある時に、ゆっくり向き合えたら、それでいい。
そういったことを少しずつ自分に許していくことで、穏やかに向き合えるようになれました。
これなーにあれなーに?って質問魔の返事に疲れた時は、音に反応するぬいぐるみをそっと手渡す。#不真面目育児のススメ pic.twitter.com/FwYG2Jty0U
— さくらんぼう=錯乱坊🍒THE・ワンオペマスター (@ok_sabou) 2019年1月21日
その時、自分に決めたこと。
- ちょっとくらい、何かをしながら、片手間にだって会話はできる
- なんでなんで?が始まったって、全部に答える必要はない
- おもちゃやお菓子で、お喋り以外に興味を移すのも手
- しんどかったり、面倒な時は、聞こえないふりだってあり
- 寝る前のほんの少しの時間、思う存分お喋りタイムを設けて終わり、でも良い
ほどよい会話は、心地いい
今となっては、だいぶ手抜きしつつの会話です。
たまに、「ちゃんと聞いてる?!」と怒られることも。
常に目を見て、話に耳を傾けて、なんてことは出来ていません。
そこに罪悪感のあった時期もありましたが、過ぎてみると、そう気にする事ではなかったと断言できます。
現在8歳になった長男、色々ありますが、いつも楽しそうにお喋りしてますよ!
そして今2歳の次男、ここ半年くらい四六時中ママ連呼!
背中に乗っかったまま「ママママママママママ!」って100回くらい言われてる火曜日です。ここにいるよ。
— さくらんぼう=錯乱坊🍒THE・ワンオペマスター (@ok_sabou) 2019年3月5日
やっぱりまた、ゆるりとした会話でやっていこうと思います。
きっとそれで大丈夫。
以上が、我が家なりの「子供たちとのお喋りのコツ」でした。
ちょっと疲れた時の、息抜きのヒントになれば幸いです。
ありがとうございました。
つづく。
コメントを残す